2018年12月08日

アシュタンガヨガのお知らせ

木曜日からクラスでは伝えていますが、アシュタンガヨガのやり方を現行のスタイルに戻します。この2年半は何だったんだー!?って言うことなかれ。巷で言うところのオールドスタイルで練習した日々は、必ず何かしらの形でみなさんの中で生きてくると思います。僕の中にはしっかり残っています。スタイルは変われど本質は変わりませんから。

明日のレッドクラスも現行のヴィンヤサや、アーサナのちょっとした違いを学んでください。しばらくは今までのやり方が出てくると思いますが、少しずつ身につけましょう。

それに伴い、10日(月)のマイソールクラスは、内容を変更して『セカンド・レッドクラス』にします。セカンドをフルで練習されている方は、ここでまた現行のセカンドを思い出してください。内容的には今までより楽になります。


明日も寒いらしいですよ。
風邪など引かれませんようにー




12月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 23:21| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月03日

気が楽だ。

アシュタンガヨガって、結構自由度の高いヨガなんだと思うんですけど、なんかいつの間にか縛られていたかも、と気づいたことがありました。縛られた理由は、僕が悪い意味で崇拝したからだと思います。Nancy先生は一から十まで完全にグルジからアシュタンガヨガを教わった人です。現在のインドのマイソールとはまったく違う1970年代の濃密な環境で。そしてNancy先生は教わったことを忠実に伝えようと努めています。ということは、Nancy先生の言っていることはグルジの言っていたこと。だったら、それは間違いのないアシュタンガヨガじゃないか!と崇めてしまったんですね。そして、事もあろうにそれを免罪符のように使い、寄りかかっていました。ごめんなさいねー。

Nancy先生から教わったことには、これこそがアシュタンガヨガのエッセンスなのかもしれない、と大きな影響を僕に与えてくれたことがあります。それは今後も自分の中でブレることはないでしょう。でもそれ以外は、「〜すべき」と頑なになることはもうありません。好きにやってください。


いま僕は、いい練習ができているように感じます。「〜すべき」や「もっと深く」にとらわれそうになることもあるけど、呼吸が常に練習の中心にあって、理想のアーサナを追い求めることよりも、「いま・この瞬間」に意識を止めることに集中している。できるようなりたいアーサナはあるので一所懸命練習するけど、無理はしない。急ぎもしない。あいも変わらず痛む所はあるけれど、悲観的にはならないし、それを無理やり型に押し込めるような練習もしない。
今まで以上に呼吸に集中するようになって、自分が捉われていた自分自身に対するたくさんの思い込みに気づけたことが最近の収穫です。自分への思い込みは、過去の自分が作り上げたもの。それに支配されないためには、正しいヴィンヤサカウントでアーサナに入り、呼吸・ドリシティ・バンダというツールを頼りに集中を切らさないこと。

その時の自分が無理をせず、且つ、楽もしないでやったことの結果を、ちゃんと受け入れられる度量が身につけば(それが難しいんだけど)、アシュタンガヨガはただただその人にとっての素晴らしいツールになるんじゃないかな〜と少しの期待を持ちつつ、明日も練習します。




12月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 22:55| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

ヨガ的な綺麗事はいらない。

今日はレッドクラス後に呼吸のメカニズムの話をしました。この前はバックベンドについて。アシュタンガヨガのクラスではしない話を整えヨガですることもあります。
ここで分かっていて欲しいのは、僕の話すことはどれも、ただの参考程度に聞いてくれたらいい、ということです。理屈なんか抜きで気持ちよく深い呼吸ができればそれでいいんです。痛みなく反るアーサナができればいいんです。やり方に正解なんてないと思います。自分なりにしっくりくるやり方が見つかればそれが一番です。探し方や工夫の仕方が分からない人の参考のために、その土台となる基本的な知識やメカニズムを伝えているだけですから。聞いたからにはそれをやらなきゃ、って真面目にならなくていいです。試すのも試さないのもあなた次第。

僕ははっきり言って、三昧を目指したことはありません。そんなレベルにはないことを知っています。もーっと初歩のレベルのヨガを楽しんでいるだけで、今はそれで充分です。その楽しみの一つが試すことです。それがアシュタンガ的に良いのかどうかはさておき、しっくりこないものはいろいろやってみないことには気持ちが悪い。いろいろやると失敗もたくさんします。決して自慢にはなりませんが、ヨガで全身隈なく痛めてきました。やり方が悪かったのが半分、アパリグラハやサントーシャ、ヴァイラーギャができなかったことによるものが半分。ヨガで体を痛めるなんてアホだ、という人もいるでしょうが(確かにアホなんですが)、その経験は全くもって無駄ではないと思っています。むしろやって良かった。だからみんなも痛めましょう!とは決して言いませんけど。

いまスタジオに来てくれている人は例外なく、いずれスタジオミガクには来なくなります。ヨガを止める(アーサナをしなくなる)日も来ます。その日までに自分を観察する目を持ち、自分を知る手段を身につけましょう。いろんな状況で変化する呼吸のこととか。何が得意で何が苦手なのか。どうしたら自分が心地よくなれて、調子が良くないときに何をすると改善されるのか、など。
そのためには自分のヨガをすることだと思います。言われたことを言われたままにやって自分を知ることのできる人もいれば、それでは納得できない人もいるはず。納得がいかなかったら、納得がいくやり方が見つかるまで探しましょう。


Do your practice.


ただそれだけです。
受け売りだけど。




12月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 21:02| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月30日

木に繋がれた猫

12月からのスケジュール変更のお知らせです。

火曜日と土曜日11:45〜13:00のクラスは『アシュタンガヨガ 基礎』です。
11月と同じクラス名ですが、中身はハーフプライマリーまでの基礎を学び、実践するものになります。ハーフ以降を練習したい方は、マイソールクラスかLed Primaryにご参加ください。
※ これに伴い土曜日のマイソールクラスの時間が13:30〜15:30へと変更になります。
お間違えのないようにご注意ください。



さて、こんなお話があります。

ある村で、かつて高潔な学僧が木の下で「バガヴァッド・ギーター」の講義を行っていました。彼は1匹の猫を飼っていましたが、この猫がたびたび聴衆の間を跳び回り迷惑をかけるため、僧は講義の間は猫を木に繋いでおくことにしました。時が経ち、魂が僧の身体を離れ、僧がこの世から亡くなると、彼の弟子の一人が木の下で「バガヴァッド・ギーター」の講義を続けることとなり、相変わらず猫は講義中は木に繋がれていました。そしてまた時が経ち、今度は猫が亡くなると弟子は次の猫を買ってきました。そしてそれから3世代が経つと、神聖なる伝統として「『バガヴァッド・ギーター』の講義中は木に猫を繋ぐこと」と記されたのでした…。


この話の言わんとすることは伝わるでしょうか。こういうことって、よくあることのように思います。

その猫は本当に繋いでおくべきものなんでしょうかね。



※ 上記のお話はこちらから。

ムーンデイについて詳しく書かれていて興味深い内容です。
ちなみに、このエディ・スターンという方がどなたかご存知ですか?
あの古いレッドクラスの動画の中で右側の真ん中で練習している人であり、書籍『グルジ』を書いた人でもあります。




12月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 16:13| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

23日(金・祝日)と年末のこと

昨日、何気なくカレンダーを見たときに、『11月19日』を見て「ああ」と思った。20年前の今日、僕は北海道に降り立ったのでした。その年の北海道は既に雪が積もっており、その冬はそれが寝雪となったのでした。あれからもう20回も冬を経験してきているはずなんだけど、毎年この時期はビギナーな気分になるから不思議だ。


さて、お知らせです。
23日(金・祝日)はいつもなら19時からスタートするクラスを10時スタートに変更しております。Led Primaryです。
そのクラスの後に60分くらい(もっと長くなるかもしれません。途中退出も可です)のミニクラスをおこないます。興味があって、お時間のある方はレッドクラスに続いてご参加ください。

基本の内容は、『バックベンド』です。
少し前のブログでゴヴィンダ・カイ先生の言葉を紹介しました。「すごく自然で、分析もせず、意図もゴールもなく」無邪気にアーサナをできればそれに越したことはありません。でも、努力の方向性を示して欲しい人もいらっしゃるかと思いまして。
最初に断っておきますが、このクラスに出たら明日からめちゃ反れる!というものではありません。簡単に言えば、「バックベンドを知る」ということになるかと思います。
これは1つのやり方であって、教わったら必ずこのやり方で練習しないといけない!というわけではまったくありません。選択肢の1つとしてストックしといても損はないかと思います。

内容的に普段のクラス前後で話せるようなボリュームではないので、改めて時間を取ることにしました。参加される方の時間が許すなら、バックベンド以外のアーサナについてもどんな質問でも今の僕の考え得る限りでお答えします。どんだけでもお付き合いしますので、バシバシ質問してください。


本日はもう1つあります。
やりたい人がいるならやりましょうということで、何年かぶりに復活させます。年末恒例のトランスイベント、といえばピンとくるでしょうか。

『108回太陽礼拝』
日時 12月30日(日) 9:00〜11:30


バリバリの年末ですが、ご都合がつけばぜひご参加ください。何も考えられなくなるまで呼吸とともに動き続けましょう。
ちなみに、翌日31日はLed Primaryで今年を締めたいと思っております。

ちょっと早い年末のお知らせでした。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 20:40| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月11日

coming soon !

『モニタリング(正確な番組名は違うかも)』というテレビ番組があるのをご存知ですか?僕はその番組は観ないのですが、あるコーナーがあるのを知っています。それは超一流スポーツ選手(だけではないのかな?)が変装をして、一般人のスポーツに参加する、という内容。最初はへなちょこな感じを演じといて、後半実力の片鱗を見せて驚かせるんです。ちなみに僕が観たのはサッカー日本代表DFの吉田麻也選手。

このコーナーにシャラート先生(もう何度か紹介していますが、アシュタンガヨガを世界に広めたSri. K. パッタビジョイス師、通称グルジのお孫さんで、現在のアシュタンガヨガ界のトップ)が出てくれたらどうなるんやろ?といつも思います。

僕はシャラート氏の動画を観るのが好きなんですが、観たことある人はお分かりでしょうが、正直言って全然かっこいいアーサナではないんです。ようこの動画アップしたなぁ、と知らない人なら言ってしまうかもしれないくらい。まぁ〜憧れない。そんな動画を好きというのは、バカにしているわけではありません。その真逆です。シャラート氏の動画を観ていると「これでいいんだよ」と言われているような気になるんです。
知らない方もいるかもしれないので断っておきますが、この方はアーサナができない人ではまったくありません。現在あるといわれている6つのシリーズすべてを完了したのはシャラート氏だけだと聞いています(真偽は定かではありませんが)。

ネットに溢れるアシュタンガヨガの動画は実に美しいものばかりです。ほんと無駄に美しい。その点シャラート氏のするアシュタンガヨガは美しさはなくても無駄がなくシンプルで、必要最低限を押さえている感じ。はなから見た目なんか気にしてねーよ、という感じ。そこじゃねーんだよアシュタンガヨガは、ってことが伝わってくる。

もしシャラート氏が変装して日本のアシュタンガヨガのスタジオに練習に来たら、へなちょこを演じずにいつも通りにプライマリーを練習しても、多分めっちゃアジャストされますよ。もちろん先生それぞれに価値観は違いますから、そのこと自体が間違いだとは言えませんが、シャラート氏はどう感じるだろうなぁとは思います。


もう少しでそのシャラート氏が東京に来ます。参加される方はいつも通りのいい練習ができるといいですね。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 22:54| Comment(4) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

なくていい

数ヶ月前のヨガ雑誌『yogini』で、アシュタンガヨガの特集を組んでいました。借りて読んだその中に1つだけ気になるところがあって、iPhoneのメモに残してあったのを昨日見つけました。
寄稿していたのはゴヴィンダ・カイ先生(アシュタンガヨガの本部から認められた先生の中でも最高位の『certified』を持つ先生)です。


ヨガのゴール?ないと思う。僕自身は、自分らしく本質であることを目指している。僕はクラスでよく「5歳児より小さい子を観察してごらん」と言うんだ。純粋で、論理的な思考やエゴが育っていない時代。すごく自然で、分析もせず、意図もゴールもない。だから学習が早い。完全で自然でのびのびして、ただ生きている。それが一番ヨガを表しているような気がする。もしかするとゴールは、その意識を知るということかもしれない。



どう感じ、何を思うでしょうか。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 09:20| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

外側と内側

まずはお知らせ。

今週末はクラスの変更があります。
10日(土)13:45〜15:15 Led Primary
11日(日)9:30〜11:15 Mysore


昨日クラスが終わり、着替えて帰る方に質問されました。

「ヨガって何ですか?筋トレですか?」

って。
いやー、面目ない。笑
確かに昨日は鍛える系のアーサナの割合が高かったです。質問した方はヨガを始めてまだ数回なので、ヴィラバドラーサナもウトゥカターサナもナヴァーサナもシャラバーサナも筋力を要するものは、すべて筋トレと思うかもしれない。
もし参加したクラスでストレッチ系のアーサナが多ければ、「ヨガってストレッチですか?」に質問は変わったかもしれない。
僕はクラスでやらないけど、アーサナをする前にたくさん足や脚をもみもみするスタジオのクラスに行けば、「ヨガってマッサージすることなのか」と思うのかも。

マッサージはどうか分からないけど、筋トレ要素もストレッチ要素もヨガのアーサナの一部だと思います。が、「ヨガとは何なのか」という壮大な質問の答えにはならないでしょう。その答えにはならないですけど、ヨガする人が知っておいた方がいいんじゃないかな、と思うことをざっと紹介します。詳しいことを言い出せば、何時間もの講座を何日もかけてする内容になりそうですし、僕にはできそうにないので、ざっと紹介にします。

ヨガを体系的にまとめたパタンジャリは、ヨガには8つのステップがあると述べています。

8つのステップ(八支則)
1. ヤマ(禁戒: すべきでないこと)
2. ニヤマ(勧戒: すべきこと)
3. アーサナ(座法)
4. プラーナーヤーマ(調息)
5. プラティヤハーラ(制感)
6. ダーラナ(集中)
7. ディヤーナ(瞑想)
8. サマーディ(三昧)

僕らがクラスでやるのはアーサナ(ポーズ)がほとんどで、プラーナーヤーマ(呼吸法)をやることもあるでしょう。
僕が知ってほしいのはこの先の内容です。これは、僕が去年東京で受けたプラーナーヤーマ集中講座のテキストに書かれていることです(この講座を開講した齊藤素子先生http://yogatherapy-chandra.jp/about.htmlの主催するYoga & Wellness Chandraは、インド政府公認のヨーガ研究施設であるカイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所の協力施設として、日本で初めて認定されています)。


『ヨーガ・スートラによれば、ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマは「実践することができるヨーガ」です。「外側のヨーガ」とも言われます(プラティヤハーラの一部を含む)。
プラティヤハーラからサマーディまでの4つは「内側のヨーガ」と言われます。スピリチュアリティの道とも言えます。
スピリチュアリティとは「自分自身を知ること」です。
「内側」とは、外側のヨーガを実践することによって、準備ができたときに自然と自分の内側から湧き上がってくる状態、という意味です。スピリチュアリティは知識ではなく、経験から感じ取るものです。呼吸を通して自分自身を理解するための道具が、プラーナーヤーマです。練習できる「実践のヨーガ」と、実践の結果「自分にやってくるヨーガ」の橋渡しをするもの、それがプラーナーヤーマです。
これらすべてがヨーガなのです』


プラーナーヤーマの講座なので、この文章はそのことで締めていますが、「自分にできること」と「やった結果としてやってくるもの」そこの違いをしっかり分かって実践をしないと、欲にまみれた体を痛めやすいヨガ(アーサナ)になるのではないかなと思っています。だからやっぱりヤマもニヤマの実践も大事だし、on the matでだけやろうとしてもすぐに化けの皮が剥がれるんだろうな、と思います(表現は悪いですが)。


アーサナだけで充分という人には興味の持てない内容でしょうが、一応記憶の片隅に残してもらえたらと思い書いてみました。



冬季暖房費のご協力のお願い。
11月から1クラス100円の暖房費がかかります。回数券購入時に回数分の暖房費をまとめてお支払いください。
よろしくお願いいたします。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 21:39| Comment(6) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

手稲山が白い!

同時刻の東と西

A8663EE9-6A53-4343-AB4A-390B8F55B8C4.jpeg

963EA407-831B-4488-97BC-7F409602FA94.jpeg

昨日から白かったんやろうか?
僕は今朝気づきましたー。
posted by スタジオミガク at 06:26| Comment(0) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

僕の考え(長いのはご容赦!)

今日のクラスで、料理のことを例えに挙げて話したことがありました。同じことを言うのもなんなので、別の例で書きます。

例えば結婚式のスピーチ。
どちらを聴きたいですか?

綺麗な言葉を並べて、言葉遣いは完璧。起承転結もしっかりしてる。話すペースもいいし、間の取り方も絶妙。何だったら原稿の文字まですごく綺麗。
でも、それだけ。

ありきたりの言葉を使って、言葉遣いには誤りがある。起承転結などない。間もすごくて、言葉にも詰まる。
でも、その人の心にあるものを何とか伝えようとしている。そして実際届いてくる。

僕なら後者のスピーチを聴きたい(単に僕の好み)。
スピーチをすることの主旨は何なんだ?って話です。もちろん主旨さえ間違ってなければ言葉遣いはどうでもいいとは思いません。主旨を押さえた上で言葉遣いにも誤りがなければ、尚いいでしょう。

もし僕が後者の方から原稿の校正を頼まれたら(その知識と技術があると仮定して)、言葉遣いを直して、話が伝わりやすいように道筋を整えてお渡しします。でも練習の段階で、その人がスピーチを上手くやろうとして、言葉遣いもしっかりしようとすることに労力を割きすぎていると感じたら、僕はその原稿を破棄させ、言葉遣いのことは忘れて、心に思っていることを真っ直ぐに伝えるように言うと思います。上手くやろうとしなくていいです。

僕はアシュタンガヨガを実践するようになって何年経ったかさっぱり分かりませんが、Nancy先生に会うまでの僕のアシュタンガヨガは、この前者のスピーチのようであったと自覚しています。いつも上手くやろうとしてた。そのことに気づけました(なぜそれまでに出会ったかなりの数の指導者たちのクラスからは気づけなかったのか不明)。身につけた前者の知識や技術が無駄なわけではないので、それらを捨てはしませんが、実践の優先順位は変えるように努めました。

マイソールクラスやレッドクラスを担当するヨガ講師としても、その価値観は同じです。呼吸のこと、ドリシティのこと、バンダのこと。アーサナの順番を覚えること。体を傷めない使い方。まずはそこです(アパリグラハやサントーシャも言いたいけど、そこはおいおい)。細かなアライメントの調整やテクニックは二の次でいいです。そんなもの最初は無くたって何も困りはしません。むしろ邪魔になる。邪魔ものをずっと手放せない人もいるくらい。上手くやろうとしないで!

そしてもう一つ言いたいことがあります。
僕は教え過ぎるのは良くないことだと考えています。教わることに慣れないでください。教わることやアジャストメントに依存する練習は良くありません。間違いを少なく効率的に最短距離を行こうとするのは、その人のためにならないと思っています。僕のそんな態度は『習いごと』をしたい人には最悪かもしれません。「あいつ全然教えてくれないよね」って言われてもしょうがない。僕が教えることは至ってシンプル。それ以上のことは、繰り返しの実践によって自分で身につけてください。苦労してる人にはサポートしますし、できなくて困っている人にはアドバイスもします。質問に対しては僕の考えを伝えます。
が、僕から見て必要がないと判断した人には余計なアジャストメントはしません。

僕はこんな感じではありますが、やりたいことをやっちゃダメとは言いません。ああすべき、こうすべき、あれはダメ、こうしないと!となるのはつまらないですよね。本来は修行みたいなヨガでも、みんなは修行したくて始めたんじゃないんだから。自分のやりたい気持ちを大事にして楽しみつつ、僕の言うアシュタンガヨガの大事なこととの折り合いをつけながら練習できるといいと思います。その塩梅もご自身で調整しましょう。なんたってあなたのヨガなんですから。


少なくとも僕はいまの練習のやり方で幸せです。



冬季暖房費のご協力のお願い。
11月から1クラス100円の暖房費がかかります。回数券購入時に回数分の暖房費をまとめてお支払いください。
よろしくお願いいたします。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 00:53| Comment(2) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする