2018年03月16日

手放しちゃうの?

『執着』とは「ある人や物事に捉われてそこから離れられない、心の状態をいう」とあります。


こんなエピソードを聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。エピソードなので多少の誤差はありますが。

電球の開発に取り組んでいたエジソンに、ある人がこう言ったそうです。

「もう一万回は失敗しているじゃないか。電球の発明から手をひいた方がいいんじゃないか?」

発明王はこう答えました。

「私は失敗なんか一度もしていない。一万回『このやり方ではうまくいかない』という『発見』を得ただけさ。」


エジソンの心の状態は「執着」と呼びませんか?めっちゃ執着してますよね。10000回ですよ!?
ヨガではよく「執着を手放す」という気持ち良さげな言葉が使われます。なんで手放すんですかね?多分、執着が苦しみを生むからです。苦しむくらいならそれを手放せば?ということなんでしょう。
エジソンの発明に至るまでの道のりは、苦しみがなかったわけはないでしょう。でもそれをポジティブな言葉で言い表しています。もしエジソンが苦しいからと言って、100回くらいの実験で執着を手放していたら、電球を発明するという喜びは得られたでしょうか。遅かれ早かれ誰かは発明していたでしょうが(実際にはエジソンよりJ・W・スワンという人の方が早く発明していたそうです)、彼の執着がなかったら、世の中の便利や安心や喜びはしばし先延ばしになっていたかもしれません。

僕は思います。どんどん執着したらいいやん、って。それを苦しいと感じ、そこから逃れたいと思う人は手放そうと努めたらいいんじゃないでしょうか。壁にぶつかって苦しんでも、それでもやり遂げたいことがあったり、それを上回る楽しみがあるなら、カッコつけてないでやったらいいやん、って思ってます。

ヴィラーガとかヴァイラーギャといって、離欲を勧めるのがヨガなのかもしれませんが、僕はそんなスマートな生き方を求めてないので、全然離欲推しではありません。なので、誰かに迷惑をかけない限り、まだまだいろんなことに執着しようと思っています。

執着心は一つの原動力だ。
それを手放しちゃうの?
もったいない。




3月のクラススケジュール
札幌市のヨガ教室 スタジオミガク
posted by スタジオミガク at 15:40| Comment(4) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
んー。
先生強い人なんだろうなって思いました。
私は誰かの話聞くたびにフラフラしてしまう
確固たる自分を見つけるのが目標。
Posted by K.O at 2018年03月16日 21:14
>K.Oさん

そうなんですかね。
でも僕もフラフラしますよ。
言ってること変わるでしょ。
本当に大事だと思う部分だけを強く保てたらいいんじゃないかなと思います。
Posted by スタジオミガク at 2018年03月16日 21:54
あーわかります!私もふらふらしてる。だから迷います。
気持ちの強い人の言葉に流されます。スートラなんか読んだ日にはよくわからなくても、まあそうかなぁって思ったり、そうにちがいない、みたいな…
でも本当は自分の頭で考えて理解しないと自分のものにならないですよね。
Posted by かず at 2018年03月17日 04:30
>かずさん

ふらふらして、迷って、これだー!なんて思って、またふらついて、ってやってるうちに自分が分かってきました。そうやって自分の中にブレない部分があることを知ったんだと思います。
こういうことのない人は凄いなぁとは思うけど、なんか話は合わなさそう。笑
Posted by スタジオミガク at 2018年03月17日 07:00
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