2018年11月05日

外側と内側

まずはお知らせ。

今週末はクラスの変更があります。
10日(土)13:45〜15:15 Led Primary
11日(日)9:30〜11:15 Mysore


昨日クラスが終わり、着替えて帰る方に質問されました。

「ヨガって何ですか?筋トレですか?」

って。
いやー、面目ない。笑
確かに昨日は鍛える系のアーサナの割合が高かったです。質問した方はヨガを始めてまだ数回なので、ヴィラバドラーサナもウトゥカターサナもナヴァーサナもシャラバーサナも筋力を要するものは、すべて筋トレと思うかもしれない。
もし参加したクラスでストレッチ系のアーサナが多ければ、「ヨガってストレッチですか?」に質問は変わったかもしれない。
僕はクラスでやらないけど、アーサナをする前にたくさん足や脚をもみもみするスタジオのクラスに行けば、「ヨガってマッサージすることなのか」と思うのかも。

マッサージはどうか分からないけど、筋トレ要素もストレッチ要素もヨガのアーサナの一部だと思います。が、「ヨガとは何なのか」という壮大な質問の答えにはならないでしょう。その答えにはならないですけど、ヨガする人が知っておいた方がいいんじゃないかな、と思うことをざっと紹介します。詳しいことを言い出せば、何時間もの講座を何日もかけてする内容になりそうですし、僕にはできそうにないので、ざっと紹介にします。

ヨガを体系的にまとめたパタンジャリは、ヨガには8つのステップがあると述べています。

8つのステップ(八支則)
1. ヤマ(禁戒: すべきでないこと)
2. ニヤマ(勧戒: すべきこと)
3. アーサナ(座法)
4. プラーナーヤーマ(調息)
5. プラティヤハーラ(制感)
6. ダーラナ(集中)
7. ディヤーナ(瞑想)
8. サマーディ(三昧)

僕らがクラスでやるのはアーサナ(ポーズ)がほとんどで、プラーナーヤーマ(呼吸法)をやることもあるでしょう。
僕が知ってほしいのはこの先の内容です。これは、僕が去年東京で受けたプラーナーヤーマ集中講座のテキストに書かれていることです(この講座を開講した齊藤素子先生http://yogatherapy-chandra.jp/about.htmlの主催するYoga & Wellness Chandraは、インド政府公認のヨーガ研究施設であるカイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所の協力施設として、日本で初めて認定されています)。


『ヨーガ・スートラによれば、ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマは「実践することができるヨーガ」です。「外側のヨーガ」とも言われます(プラティヤハーラの一部を含む)。
プラティヤハーラからサマーディまでの4つは「内側のヨーガ」と言われます。スピリチュアリティの道とも言えます。
スピリチュアリティとは「自分自身を知ること」です。
「内側」とは、外側のヨーガを実践することによって、準備ができたときに自然と自分の内側から湧き上がってくる状態、という意味です。スピリチュアリティは知識ではなく、経験から感じ取るものです。呼吸を通して自分自身を理解するための道具が、プラーナーヤーマです。練習できる「実践のヨーガ」と、実践の結果「自分にやってくるヨーガ」の橋渡しをするもの、それがプラーナーヤーマです。
これらすべてがヨーガなのです』


プラーナーヤーマの講座なので、この文章はそのことで締めていますが、「自分にできること」と「やった結果としてやってくるもの」そこの違いをしっかり分かって実践をしないと、欲にまみれた体を痛めやすいヨガ(アーサナ)になるのではないかなと思っています。だからやっぱりヤマもニヤマの実践も大事だし、on the matでだけやろうとしてもすぐに化けの皮が剥がれるんだろうな、と思います(表現は悪いですが)。


アーサナだけで充分という人には興味の持てない内容でしょうが、一応記憶の片隅に残してもらえたらと思い書いてみました。



冬季暖房費のご協力のお願い。
11月から1クラス100円の暖房費がかかります。回数券購入時に回数分の暖房費をまとめてお支払いください。
よろしくお願いいたします。




11月のクラススケジュール

posted by スタジオミガク at 21:39| Comment(4) | スタッフ日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
京都にもスポーツジムで筋トレしたほうがいいですか?等々の質問をする方がおられますが、
先生は必要なしと軽く受け流しています。
京都の先生も基本的に必要最低限のことしか教えないので、ジャンプスルーやジャンプバックを上手にしたい、バックベンドをうまくしたいという方は自宅や他の道場で練習しているようです。
でも、それって必要なのかなぁと思います。
むしろ、ケガを誘発してしまうのではないかと…実際にそれでケガをしている人が多いです。
外側にばかり目を向けていると、いつまでたっても内側の声が聞こえてこないような気がします。
私の先生は口を酸っぱくして「内側に集中しろ!」と指導されています。
はじめのうちは、その意味がよく分かりませんでしたが、練習を続けていくうちに少しずつ理解できるようになりました。まだまだ序の口ですが。
99%プラクティス…グルジのお言葉は本当に意味深いです。
ヨガって実に奥深いですよね。。。


Posted by mayumi at 2018年11月10日 05:03
>mayumiさん

ジャンプスルーもバックも、バックベンドもアシュタンガをする人ができるようになりたい代表的なものですもんね。
僕の考えもmayumiさんや先生と同じで、そのための筋トレとか個別の練習は必要ないと思っています(道場って言葉にニヤつきました)。
でも、人にもよるでしょうが、アシュタンガヨガを始めてまだあまり経っていない人は、できるようになりたいことを実現させることこそが楽しみだったりしますから、そういう時期にいる人はどんどんやっていいと思います。大人のような考えを持った子供がいないように、それは徐々に成熟していくものだと思いますので、最初からやりたい気持ちや楽しむ動機を奪うことはしないでおこうと心がけるようになりました(グルジの教え方とは違いますけどね)。実際に自分もそうでしたし。
そして、ケガもその過程においては悪くないものだとも思います。
折に触れ、こういうことが大事ですよ、とは伝えるようにしていますけど。

mayumiさんのおっしゃる通り、多くのことが「続けていくうちに少しずつ」なんだと思います。僕はいま2合目か3合目辺りをウロついてるような気がしてますが、奥深すぎて頂上はまったく見えていません!
Posted by スタジオミガク at 2018年11月10日 08:48
先生が2合目か3合目なら、私はまだ1合目の半分にも到達していないような気がします。

楽しくヨガをすることはとても大切だと思います。私は2年目くらいまでは鬼の形相で、リラックスしろと言われたら、そのリラックスをするために肩肘張って頑張っていました。そして、ついに京都の先生には「顔が怖い」とまで言われました(笑)
楽しく、幸せな気持ちでしないといけないのですが、まじめにコツコツ頑張ることを良しとして生きてきた人間にはこれがなかなか難しいです。
力みを抜くと、難しいアーサナがすっとできたりするんですが、まだまだ修行が足りません。。。

北海道はそろそろ雪になりますね。
先生、雪かきをされる際はくれぐれもご用心ください!

Posted by mayumi at 2018年11月11日 15:48
>mayumiさん

mayumiさんの言ってること、分かる気がする〜。
僕も「顔が怖い」と言われたことがありますが、自分なりに集中して楽しんでいたので完全に無視してやりました(あと、元から強面だし)。笑

最近思うんです。人によって必要な緊張や力みってあるな、って。その人にとってそのアーサナをするためには、その時点では必要なものなんですよ。抜いてと言われて抜けるものはいいですけど、抜けないものはそれでいいと思います。いつかスティラでスッカムな状態になれます、きっと。
もう1つ最近思うようになったのは、好きなようにヨガしたらいいんじゃない?ってこと。楽しく、幸せな気持ちでしないといけない!とも思わなくていいんじゃないですかね。先人の智慧の結晶である八支則というヨガのシステムに則って、自分にできることをやっていれば、いずれやってくるんじゃないでしょうか。いろいろと。

今年はまだ初雪が来てません!
遅い!
怖い!
いきなりドカンと来そうで!

雪かき嫌だよ〜
Posted by スタジオミガク at 2018年11月11日 20:17
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